場所 | 山梨県南アルプス市/南巨摩郡早川町/静岡県静岡市 |
年月日 | 2012年7月27〜29日 無雪期縦走 |
天候 | 概ね晴 |
山行種類 | 一般登山 |
交通手段 | マイカー+バス |
駐車場 | 奈良田に2か所ある。広河原行きのバスで座るには第一駐車場を確保するか、第2駐車場に駐車して第一駐車場バス停まで歩くのが良い。第2駐車場は広いが第1駐車場は狭い |
登山道の有無 | あり。南嶺はやや薄いが目印多い |
籔の有無 | ほぼ無し |
危険個所の有無 | 無し |
山頂の展望 | 各山頂とも森林限界を超えて展望良好 |
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コメント |
登山口情報 ・奈良田駐車場は2箇所あり、第1駐車(2,30台)近くの奈良田温泉バス停が起点。第2駐車場はもっと奥にありこちらは非常に広い(100台以上) ・混雑する週末はどうなのか不明だが、平日はバスの増発はしないようで始発便は半分くらいは座れずに立ったまま運行していた(私も座れなかった)。曲がりくねって傾斜がある林道を50分も立ちっぱなしはきつい。前夜のうちに第1駐車場に到着して場所を確保するか、第2駐車場利用の場合は第1駐車場まで歩いて行き奈良田温泉バス停で乗るのがよい ・奈良田に駐車し、バスで広河原に入る ・初日は北岳肩の小屋で幕営 ・2日目は肩の小屋から大籠岳手前の鞍部まで ・3日目は大籠岳、白河内岳、笹山と縦走し、笹山東尾根で奈良田に直接下る ・肩の小屋は標高差100m下った場所に水場あり。ただし小屋で\100/1リットルで購入可能・北岳山頂は好天に恵まれたが北アルプスは見えなかった ・間ノ岳山頂も快晴 ・西農鳥岳は登山道が巻いているが登れる。ごく小さなケルンがあるだけで山頂標識無し ・東農鳥岳は立派な標識あり。甲府盆地側はガスが出てきた ・ほとんどの登山者は大門沢下降点を下っていったが、こちらは白根南嶺に足を踏み入れる。今までより道は細くなるがちゃんと道がある ・広河内岳には東海パルプの立派な山頂標識ができていた ・広河内岳より先も道が続くが薄くなる。ただし、稜線西側は基本的にハイマツが無い砂礫の尾根でどこも歩きやすいので、踏跡を歩かなくても問題なし ・水を求めて広河内岳東側の2730m鞍部から大井川方面の谷を下る。途中から廃道ありだがハイマツが延びて籔漕ぎ区間もある ・標高2530mを切るとダケカンバの樹林帯 ・標高2470m地点でやっと沢が登場。ただし本流ではなく左岸側の斜面に出ているので注意 ・2772m峰を越えて2700m鞍部東側の凹地で幕営。ハイマツを突破する必要があったが風を避けられて快適だった ・翌朝、大籠岳北側直下でテント発見。ここの方が籔漕ぎ無しで西風を避けられていい場所だった。この人も笹山東尾根を下山するとのことだった ・大籠岳山頂も東海パルプの標識が立っていた ・大籠岳〜白河内岳間は石の稜線で足跡が残りにくくケルンが頼りになる。かなりたくさんある ・白河内岳はやたらとだだっ広くガスられたら下りがかなりやっかい。ここもケルンが多数あるので有効利用 ・白河内岳〜笹山間は樹林帯は道は明瞭だが岩稜帯はルート分かりにくい。ケルンや目印を頼りに歩く。周囲はハイマツ藪が多く岩場でルートを外すと岩が終わった途端に藪に突っ込んでしまう ・笹山直下で樹林を抜ける。山頂に人が見えてびっくり。笹山東尾根で幕営し今朝山頂到着とのこと。3人パーティーのうち2人は大籠岳まで往復するため出発した。他に3人パーティーが水場に幕営して登ってきていた。日帰り単独者にも会った ・昨年秋以来の笹山北峰は展望良好。南峰は樹林に囲まれて展望なし。東尾根から笹山に行くなら必ず北峰にも登りたい。その大展望に満足できるはず ・東尾根は昨年秋より目印が増えていた。まだ百名山クラスの登山道には至っていないが、利用者は確実に増えていて道のグレードは年々上がりそう ・白河内を渡る林道は大水で崩壊し、現在は適当に渡渉する。石や流木を利用して靴を脱がずに渡れる(私は足を滑らせて水没してしまった) ・登山口の吊橋前の駐車場は数台の車あり |
ルート図。クリックで拡大 |